仕入先・サプライヤー探索
スリランカの輸出企業を公的データベースで調べる方法|EDB輸出企業ディレクトリの使い方
スリランカ輸出開発庁(EDB)が公開している輸出企業ディレクトリの使い方を、絞り込み方法と表示される情報まで具体的に説明します。無料で使える公的な情報源です。
公開日 2026-08-27
結論:政府機関が運営する無料の企業ディレクトリがあります
スリランカの輸出企業を探すとき、最初に見るべきなのはスリランカ輸出開発庁(Sri Lanka Export Development Board、EDB)が公開している輸出企業ディレクトリです。
https://www.srilankabusiness.com/exporters-directory/
政府機関の運営で、無料で閲覧できます。 民間のB2Bプラットフォームと違い、掲載企業が「スリランカから輸出している事業者」に限定されている点が特徴です。ディレクトリはEDBの Trade Facilitation & Information Division が運用しています。
使い方
手順 1
絞り込みの軸を決める
ディレクトリでは、次の軸で絞り込めます。
- 製品カテゴリ:「Apparel & Textiles」から「Wooden Products」まで、30種類以上がアルファベット順に並んでいます
- サービスカテゴリ:ICT、BPM、エンジニアリングなど12種類
- 区分:Merchandise(物品)/Service(サービス)
- 企業規模:Large / SME / MSME / Micro Entrepreneurs
- 輸出相手国:200か国以上から選択
手順 2
企業規模で先に絞る
見落とされがちですが、企業規模の区分は最初に決めておくと効率が上がります。
小ロットで柔軟に対応してほしい場合はSME・MSMEが向いていることがあり、 安定した量産と輸出書類の実務を重視する場合はLargeが向いていることがあります。 規模を絞らずに眺めると、条件の合わない候補を大量に見ることになります。
手順 3
輸出相手国で絞る
日本を指定すると、日本向けの輸出実績を登録している企業に絞れます。日本向けの書類手続きや品質要求への対応経験が期待できます。
ただし、日本を指定して候補が少なすぎる場合は、 絞り込みを外して他国向けの実績がある企業も見てください。 日本向け実績がないことは、対応できないことを意味しません。
手順 4
各社の掲載内容を見る
一覧には社名と取扱品の概要が表示され、 「View Company Profile」から各社の詳細ページに進めます。企業によっては 「Visit Product Catalog」から製品カタログも見られます。
詳細ページで確認した連絡先を使って、直接問い合わせる流れになります。
手順 5
Buyer Searchも確認する
EDBは別途「EDB Buyer Search」という機能も公開しています。用途が異なるため、 探し方の選択肢として押さえておくとよいでしょう。
紅茶を探す場合は別の一覧もあります
紅茶については、スリランカ紅茶局(Sri Lanka Tea Board)がTea Directoryを公開しています。紅茶産業の規制・行政を所管する機関の一覧なので、 EDBのディレクトリと合わせて見る価値があります。
詳しくは紅茶サプライヤーを探す方法で扱っています。
ディレクトリで分かること、分からないこと
| 確認したいこと | ディレクトリで分かるか |
|---|---|
| 輸出事業者として登録されているか | 分かります |
| 取扱品目の区分 | 分かります |
| 企業規模の区分 | 分かります |
| 登録されている輸出相手国 | 分かります |
| 連絡先 | 分かります |
| 掲載情報がいつ更新されたか | 掲載ページからは分かりにくいです |
| 現在も同じ品目を扱っているか | 分かりません |
| 自社工場を持っているか | 分かりません |
| 現在の生産能力・稼働状況 | 分かりません |
| 対応可能な最小ロット | 分かりません |
ディレクトリを使うときの現実的な進め方
- 製品カテゴリと企業規模で絞り、候補を20〜30社ほど拾う
- 各社のサイトを見て、明らかに条件が合わないものを外す
- 残った候補に、同じ内容の問い合わせを一斉に送る (仕様、数量、希望納期を数字で明記する)
- 返信の速さ、内容の具体性、質問の的確さで絞り込む
- 残った候補について、登記を確認する(eROCの使い方)
3番で重要なのは、同じ内容を送ることです。条件を変えて送ると、返ってきた見積もりを比較できません。
次の行動
探し方の全体像はスリランカで仕入先を探す方法に、扱われている品目の全体像はスリランカから日本へ輸入できるものにまとめています。
本記事の公的情報の最終確認日:2026-08-27
制度・手数料・画面構成は変更される場合があります。実際にお使いになる際は、各機関の公式サイトで最新の内容をご確認ください。
掲載情報だけでは判断できない場合
ディレクトリは掲載企業の現在の稼働状況を保証するものではありません。実態の確認をご相談いただけます。
これから候補企業を探したい方
現在は調査設計のご相談のみ受付中です。
現地調査の受付準備を進めている段階のため、現在お受けしているのは「何を確認すべきか」「現地で確認できるか」といった調査設計のご相談までです。現地調査そのものの受付開始が決まりましたら、ご希望の方にご案内します。
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